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Bottom bracket repair. アンティーク家具・照明・ビンテージ自転車なら目黒の【Point No39】

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Bottom bracket repair.




こんばんは、スギです。
今日は少々変わった修理のご紹介です。

ペダルを踏み込んだチカラを後輪に伝えるのがチェーンの役目。
そのチェーンにチカラを伝えるのがクランクとチェーンリング(上の写真)となります。

そのクランクを支えるボトムブラケットという部位が
ここになるのですが。。。



コレは、ベアリングという鉄の玉が収まるリテーナを
圧入したところです。

ん!?どこの修理??という疑問が湧いてきますね。

実はこの車両、元々リテーナが付いていなくて、
フレーム内部もこの通り。



削れてしまっています。
なぜこのような偏磨耗が起こってしまうかというと、
長年使用するうちに可動部のグリスを交換してあげないと、
油の固着からこのような事態になってしまうんですね。

この車両は、深いところで左側2.5mm、右側1.5mm


このままだと、クランクにガタが生じて
チェーンが外れてしまいます。

さあ、どうしましょう。
通常なら、フレームからボトムブラケット部を切り離して
交換&再溶接&部分塗装。という事になるのでしょうが、そうすると
折角いい感じに剥がれている塗装の雰囲気が台無しになってしまうし、
費用もかかる。。。。

というわけで、今回は
真鍮のプレートとハンダを使用して
処置を施します。



まずは、削れた部分のサイズに合うように
厚みを合わせたプレートをカット。
そして、プレートとボトムブラケットにハンダを流し、

接着。。。。作業に集中しすぎて写真を撮るのを忘れてしまった。。。

というわけで、完成(^^)



コレはキズの浅い側。

そして、反対の深い側は、



キズの深いところだけ真鍮板が残ったので、
まだらになっています。

そして、リテーナの圧入。


組み上げ。



復活!!

予想以上に手が掛かってしまいましたが、
何とか治ってくれて、良かったです(^^)

しばらくは経過観察が必要ですが、いつチェーンが外れるかと
ヒヤヒヤしながら乗るのは嫌ですからね。一件落着かな。

それでは、また。。。