「もっと高く売れると思ったのに……」
そう感じているなら、まだ売却を決めるのは待ってください。
提示された査定額は、決して「あなたの車の本当の価値」ではありません。
実は、同じ車でも業者によって30万円以上の差がつくことは珍しくないのです。
なぜそんなことが起こるのか——その理由と、今から査定額を引き上げるための具体的な方法をお伝えします。
これが最も多い「ガッカリ査定」の原因です。
1社だけの査定額は、その業者の都合(在庫状況、得意車種、利益率)が大きく反映されます。たとえば、その業者がすでに同じ車種の在庫を抱えていれば、査定額は当然低くなります。逆に、その車種を欲しがっている業者に出会えれば、相場より高い金額がつくこともあるのです。
つまり、最初の査定額は「たまたまその業者が出した数字」にすぎません。
年間1万kmを超えると「過走行」と見なされ、査定額が下がる傾向にあります。10年落ちなら10万km、5年落ちなら5万kmが目安です。
ただし、業者によって「過走行」の基準は異なります。走行距離をシビアに見る業者もあれば、車種や状態を重視してあまり減点しない業者もあります。
バンパーの擦り傷、ドアのへこみ、ホイールのガリ傷、室内のシミやタバコ臭——これらはすべて減額対象です。特に喫煙車・ペット同乗車は、それだけで数万円単位で下がることもあります。
ただし、これも業者次第。自社で清掃・修復ができる業者なら、減額幅が小さくなることがあります。
過去に事故でフレーム(骨格部分)を修理していると「修復歴あり」と判定され、査定額は大幅に下がります。数十万円単位のマイナスになることも。
ただし、修復歴ありの車を専門に扱う業者なら、一般の業者よりずっと高く買い取ってくれることがあります。
白・黒・シルバーといった定番色は高値がつきやすく、奇抜な色は減額されがちです。しかし、業者によっては「個性的な色を探している顧客がいる」ケースもあり、そうした業者に当たれば一気に査定額が跳ね上がります。
新型が発売されると、旧型の中古車相場は一気に下がります。ただし、旧型を好む顧客や、海外輸出を得意とする業者にとっては、まだまだ価値のある車。販路の違いによって、査定額は大きく変わります。
純正ナビ、サンルーフ、本革シート、寒冷地仕様など、購入時に高額だったオプションが、査定では十分に評価されないことがあります。これも業者の評価基準次第。輸出を得意とする業者なら、寒冷地仕様や4WDが高評価になることもあります。
7つの理由を読んでお気づきかもしれませんが、査定額の差は業者によって生まれるものです。
在庫状況
得意な車種・年式
販路(国内販売・海外輸出・オークションなど)
修復歴車や過走行車への対応力
これらが業者によってまったく違うため、同じ車でも査定額に大きな差が出ます。
つまり、最初に提示された査定額に納得がいかないなら、他の業者にも見てもらうのが最短の解決策です。
「複数の業者に査定してもらった方がいいのはわかる。でも、何社も電話したり、店舗を回ったりする時間はない……」
そう感じる方のために用意されているのが一括査定サイトです。一度の入力で複数の業者に査定依頼ができ、各社の見積もりを比較できるサービスです。
一括査定を使うと、こんなメリットがあります。
数十万円単位で査定額がアップすることがある
業者同士が競争するため、自然と価格が上がる
自宅にいながら複数社の査定を比較できる
修復歴車や過走行車の専門業者にも出会える
ただし、一括査定サイトは10社以上あり、それぞれに特徴が違います。提携業者の数、対応エリア、得意な車種、電話の頻度などがサイトによって異なるため、自分に合ったサイトを選ぶことが重要です。
下の比較表で、主要な一括査定サイトを項目別に比較しています。
「とにかく高く売りたい」「電話は少ない方がいい」「マイナー車種でも対応してほしい」——あなたの希望に合わせて、最適なサイトをチェックしてみてください。
最初の査定額より数十万円高く売れる可能性が、ここから始まります。